奥行190mm×横210mm×高さ250mm
素材：張り子にアクリル絵の具、色鉛筆、艶消しニス、毛

●緊急事態宣言中はどのように過ごしていましたか、また新型コロナウィルスについてどのように考えていましたか。

昨年からたびたび制作拠点として滞在していた栃木県の益子町にいました。隣町や益子町内でも感染者が出たため、非常に警戒していました。７０代のおじい様がいるお家に住まわせてもらっていたので、何かあってはいけないと思い出来る限り気をつけて過ごしていました。６月にやっと引越しが決まり、現在は町内の新しい場所に住んでいます。コロナウイルスによって、良くも悪くも認識に差があるということを前提に動く、というのを誰もが身につけざるを得ない状況になったと思います。世の中では気遣いや配慮などの表面的なお作法に焦点が当たりがちですが、その手前に「想像」というものを日常的に行うという事を忘れてはならないと思って過ごしています。まず集中して、想像することから始める。それができない日常なのであれば、見直さなければいけないと思っています。
●今回の作品に込めた想いやコンセプトを教えてください。

花を生けたりしなくても、置くと場がぱっとして、「居ていい、在っていい」という肯定をもたらしてくれるものを作りました。日常と、存在に対する祝賀のだるまです。

※最終落札価格からサービス利用料などの諸経費を引いた額の半分を日本財団による新型コロナウイルス緊急支援募金に寄付し、残りの半分を作家に還元いたします。

※落札確定後、指定の期間内にお支払いが行われなかった場合は落札者の繰り上げを行います。

※お支払いはクレジットカード（JCBのぞく）のみとなります。

※発送は着払いとなります。